売上1億円が見えてきたような気がします
詳しくは編集後記で
「石橋幸一朗メルマガ」 平成28年10月5日号
【目次】
1.求人に困るのには原因がある
2.おすすめ本:成功者の告白
3.編集後記
1.求人に困るのには原因がある
最近求人を目的としたホームページ制作が多く、
色んな業種で求人するためにはどうしたらいいか
を考えています。
そもそも求人で困っている企業には原因があって
・給与安すぎ
・労働時間長すぎ
・仕事が楽しくなさそう
・求人していることが知られていない
この3つのどれかです。
給与安すぎ問題は、そもそも粗利高が少ないから
雇えないというところが多いです。
そういうときは求人しちゃだめです。
今いる人数で1人当たりの粗利高を精一杯上げる
ことに力を注ぐべき。
たまに1人当たりの粗利高は高いけど、給与に反映
されていないところもあります。
この問題の解決は簡単で人事評価制度を作って
給与に反映すればいいですよね。
根深いのが労働時間が長すぎる企業。
労働時間は8時間と決まっているので、この制限時間
の中でどう粗利を上げていくかを前提に考えるべき。
業種は濁しますが、朝7時〜夜22時までが基本の企業
があって現代の奴隷システムかと思いました。
いくら楽しくてもこんなに労働時間が長いと良い人材
はすぐに逃げますよ。給与を下げてでもシフト制に
したほうが良いです。
残業代出しているから許されるという問題ではない気
がします。スタッフの家庭が壊れてしまいます。
経営者の意識を根っこから変えないとこの問題は解決
しないところに難しさがあります。
次に楽しくなさそうな仕事。
経営者自身が自信満々で楽しい仕事をやっている自負
が必要です。
楽しくないけど、人手が必要だから・・・ということで
採用された方に申し訳ないですよ。
この3つの問題が解決していることが前提で
求人活動(ホームページや広告)を行うと必ず求人
できます。これで求人が上手くいかないわけがない。
こういういくつかの根本的な問題が眠っているから
求人支援は面白いんです ^^
2.おすすめ本:成功者の告白
勢いがある不動産会社の社長から
「石橋さんもそろそろ読んだほうがいい」
と薦められた本。
成功者の告白(神田 昌典)
http://amzn.to/2dCFrIN
主人公はホームページ制作会社の社長。
ベンチャー企業を独立後、海外へ発信するための
外国語ホームページ制作に特化した会社を創業。
外注で翻訳家を雇って1人である程度会社を軌道に
乗せます。
それから受注を増やすべくスタッフを雇い入れ
順風満帆のように見えました。
普通はここでハッピーエンドなんですが、
家庭内の不和、子どもの病気、資金繰りの悪化、
右腕としていた敏腕営業マンの裏切り、ハッキング
による顧客データの消失、吸収合併の危機、
取引先情報とノウハウの流出 などなど。。。
こんな苦難を乗り越えて、それでも懸命に会社を
守っていくというストーリーでした。
つまりある程度会社を軌道に乗せても、まだまだ
落とし穴がいっぱいあるよという教訓本です。
主人公とうちの業界が一緒なので、現実味があり
背筋が凍るような場面も多々ありました。
この本を紹介してくれた社長とは創業時期が同じ
で共に頑張ってきた仲なので、良い時期に良い本
を紹介してくれたなと感謝しています。
3.編集後記
10月決算なので今期の業績と今後を予測して
見ました。
予測の結果、今のペースでいけば
3年後には売上1億円に到達します。
粗利の高い業界なので売上1億円というのは
原価がかかるビジネスの売上10億円ほどの
規模感です。
この1億円をどう迎えるか、
また1億円を目指すのか目指さないのか
が今後の課題。
スタッフ数は5人なのか10人なのかで売上の
価値が全然違います。
結論、私はゆっくり成長して、現在のスタッフで
少しずつお客様を増やしていく方針にします。
今までは前年比2倍で3年間きましたが、
今後は前年比1.2倍に目標修正。
単年の売上にこだわらずに、ひたすら安定した
ストックビジネススタイルの会社を目指したいと
思っています。
とてもさっきの主人公のようにずっと拡大路線は
精神的に持ちません^^;