自己資本比率と手元流動性比率

財務を勉強していくと「自己資本比率」

というキーワードを知ることになります。

 

自己資本比率は、純資産を総資産で割った値で、一般的に30%以上が望ましいとされています。ただし、これは業種や企業の状況によって異なるため、絶対的な基準はありません。

 

ちなみに私の会社は自己資本比率が消費税以下です(笑

 

当然、銀行評価は自己資本比率を見られるため

減点対象になってしまいます。

 

しかし私は「あと数年は自己資本比率は一切上げる気がありません」

と金融機関の担当者さんたちに宣言しています。

 

理由としては、自己資本比率よりも

手元流動性比率のほうが圧倒的に大事だと思っているからです。

 

手元流動性比率は(現金+売掛金+有価証券)を月商で割った値です。こちらは目安として2以上が安全とされています。これは企業の資金繰りの健全性を示す指標であり、金融機関が決算書を分析する際に特に重視するポイントです。

 

2以上というのは、月商の2倍ってことです。

 

私の財務戦略として、月商の5倍を確保しつつ

チャンスがあればすぐに行動できるようにしています。

 

銀行評価を上げたいがために自己資本比率を上げようとして無理に純資産を増やすと、手元の流動性が低下し、資金繰りが厳しくなります。

 

銀行評価を上げるために、資金繰りが厳しくなるって

そんなバカみたいな話はありません。

 

まずは手元流動性比率を2以上に保ち、その上で自己資本比率を高めるよう心がけましょう。手元資金が不足している状態で自己資本比率を上げても、銀行取引に悪影響を及ぼす可能性があるからです。

 

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編集後記

 

こういうことを知っておくと

担当者さんから舐められずに良い取引ができます^^

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