1億円のM&A話を断念した驚きの理由

「石橋幸一朗メルマガ」　2019年7月10日号

【目次】
１．1億円のM&A話を断念した驚きの理由
２．遊びを仕事にする
３．編集後記

とあるルートから1億円で会社を買わないかという話が先週ありました。

九州のウェブシステム会社で年商5,000万円経常利益2,500万円の超優秀な会社。役員報酬+社長の贅沢費+決算上の経常利益＝2,500万円ということです。

ウェブサイトのレンタルシステムで初期費用0円月額10,000円以下でサイトを作るという、私が以前やっていたスタイルに似た会社。

それで年商5,000万円って半端じゃないのです。だって、コンサル要素がないメンテナンスだけのウェブサイトって売上がほぼ粗利なのですから。

世の中こんな良い話があるんだーとヨダレを垂れながらその会社代表とM&Aの話を進めると驚きの事実が！

「うち、風俗系なんですよ。」

まさかのピンク産業！！！！！

メールのみだったので、驚きを隠すことができましたが、
丸１日考えて結論を出しました。

「この話、なかったことにしてください」

確かに、この会社のビジネスは安定していて、今後もそう波は荒くないでしょう。
数字で考えれば1億円出す価値は十分にあります。

「自分は、心の底から風俗ウェブ業界に革命を興したいのか」
「あえて自分がやる必要があるのか」

そう、自分の「美意識」と対話して断念したのです。
確かに億万長者になるには、このビジネスを手中に収めたいことろでしたが、このお話を受けてしまうと自分を嫌いになったでしょう。

会社を売りたい方は私が買い手を探しますので、お気軽にご相談ください^^

ウェブ制作、パーソナルジム、パン販売とこれまで8年間でやってきましたが、どれも最初は遊びでした。

ウェブ制作は、自分の行政書士事務所ホームページをお金をかけずに作りたかったからはじめました。

パーソナルジムは、自分が筋トレにはまっていたのではじめました。

パン販売は、自分の健康のために全粒粉パンが食べたかったのではじめました。

よく趣味を仕事にするな、という人がいますが、全く仕事の本質を分かっていません。趣味はすべて仕事にしたほうが面白いと思っています。逆に趣味ではなくて仕事をしている人は人生の貴重な時間を他人に提供しているだけなので、無駄極まりない。

自分の感性で、好きだから苦もなくやれる。

逆に仕事として入って、好きになっていくパターンもあります。
しかしこのパターンには致命的な欠点があります。
好きになっていく方は良い人生を送れるでしょう。でもそれはたまたま好きになったから良かったものの、好きになれない方もいます。

だから自分の好きなものを仕事にしちゃったほうが効率がいいのです。

あと稼げるからやるというのも筋が悪い。好きだからお客さんに伝わるのです。

全粒粉100％パンが来週完成します。いよいよ撮影→サイト制作→販売となりそうです。

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