起業する適切な時期

この前、放課後等デイサービスを展開している

H社長に誘われてゴルフに行った時の話。

 

同組に牛肉の卸会社で働いている方がいらっしゃって、

小さなお子さんが2人いるらしい。

 

ここでは牛男くん(33歳)と呼ばせていただこう。

 

牛男くんは、まだ全然決まってないけど、

定年までには(まぁまぁ遠いとこまで見据えてるな、とは思ったけど)

焼肉屋さんを開業したいそうです。

 

でも小さな子どもがいるから、今じゃないかもしれない。

家庭のためにある程度は稼がないと。

と思っているそう。

 

分かるよ。

 

家庭を持ったら、絶対に20万円以上はお金を

持ってこないといけない。

 

企業勤めだと20万円は最低時給以下だから

当たり前のように思えるけど、

経営者は月20万円残そうと思ったら本当に大変です。

 

景気リスク、原価高騰、重い家賃、

右肩上がりの人件費、決済手数料、

システム費用、.集客費用、求人費用、

SNSの運用費用、税理士費用、、、

いろんな経費にお金が飛んでいき、マイナスになることも多い。

 

私は2年間くらい全然稼げなくて、

パチプロを兼業してましたねぇ。

 

牛男くんと話していると彼の子どもの顔が浮かんで、

つい保守的な石橋が出てくるんです。

 

あー、私の父もこんな感じだったのかと。

 

私の父は結構有能な男なのですが、

結婚して早くに私が生まれたので

家庭を守るために起業しませんでした。

 

父は牛男くんみたいに悩んでいたのかと。

 

家族のピークと、

ビジネスマンとしてのピークはほぼ同じ時期に来る。

 

子どもの自分としてはそこそこ裕福で安定した家に、

何不自由なく育ててもらったから今があると思っています。

 

インターネットは小6からiMac(スケルトンのやつ)だったし、

好きな本は無限に買ってもらえました。

 

それは父が安定して会社から

稼いできてくれたから成り立ったことでした。

 

だから自分が創業したからといって、

無理に牛男くんに起業を勧めたくはないです。

 

ただ起業した身からすると、

この人生をかけた戦いにまさに全身全霊フルベットする楽しさは

どんな娯楽よりも楽しいことだと今なら分かります。

 

成功失敗は置いておいて、一回やってみるのは

後悔しないでしょう。

 

起業は、独身で守るものがないときにすると

難易度は低いです。

私は何も持ってなかったから収入なんて不要でした。

上手く行かないなら自分だけ苦しめばいい。

 

しかし守るものができたら、

私は昔の父のように家族を守るために起業しないかもしれない。

 

さて、牛男くんはどうするんだい。

 

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編集後記

 

起業を決断しないのは勇気がないからじゃない。

家族への愛が深いからだよな。

 

私には分かるよ^^

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