経営者として日々新しい挑戦に
直面している私たちにとって、
価値観が異なる人々との交流は、
思わぬ形で新しいアイデアの源泉となることがあります。
そこで今日は、昔の友人との関係性について、少し話をしましょう。
「昔の友達とは価値観が合わない」
と切り捨ててしまうことは、
実は大きな機会損失かもしれません。
違いを楽しむ姿勢こそが、
私たちに新たな視点をもたらすのです。
実際、私がゴルフ事業のアイデアを思いついたのも、
昔からの友人であるH川(パチンコが趣味)との
ゴルフの遊びがきっかけでした。
ある雨の日、屋外でのラウンドができず、
なんとなく一緒の車(H川のやっすい軽トラ)に乗って
西区のゴルフ練習場を訪れたのです。
そこで1台だけあったインドアゴルフに
大きな衝撃を受けたことがきっかけです。
これが、昔の友人とのつながりがもたらす
「想定外の発見」です。
たぶん、同じ価値観の経営者仲間とだったら、
わざわざ西区まで一緒にゴルフ練習場にいかなかったと思います。
経営の世界が自分の肌に合っているとしても、
昔の友達と普通に接することは、
自らの価値観を豊かにするだけでなく、
他者への敬意を示す行為としても重要です。
価値観が同じ人と話すのは安心感がありますが、
それだけでは見えてこない多様な世界があります。
昔の友人との交流は、
私たちをより広い視野へと導いてくれるのです。
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編集後記
有能な経営仲間ばかりで集まるのも、
ほどほどにしたほうがいいです。
チャンスは意外な奴が持ってきます。