新NISAやアメリカ株の高騰で
一般の人にも投資が少しずつ根付いてきました。
なぜ株が高くなるのか、構造を簡単に説明すると
会社=大きなお金を集めたい
投資家=多少増えるならお金を出してもいい
という関係があって、
投資家はお金が少なくなるリスクはあるけど
「平均すると年間5%は増えるよね」
というリスクプレミアムを得ています。
金融機関も同じことで、
大きなお金を集めたい会社に対して
金利として配当を得ます。
会社が倒産して連帯保証人の社長が
夜逃げするリスクはあるけど、
「平均すると金利はほぼ回収できるよね」
というリスクプレミアムを得ています。
事業でもリスクプレミアムがあって、
小売業だったら、在庫をたくさんもつリスクと取って
仕入れを安くするリスクプレミアム。
ホームページ制作業だったら
売上がまだ立っていないうちに採用を行って、
人件費が出ていくリスクを取りながら
大きな受注をこなせる体制をつくる、とか。
医療業界だったら
ほかがまだやっていないウェブ広告に投資するとか。
つまり他社と比べてちょっとリスクを取ると
マイナスになる可能性はあるけど
期待値は105%くらいあるよね、っていうのがリスクプレミアム。
リスクを許容できると事業が成長しやすくなります。
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編集後記
私も3ヶ月分の利益を「全て」新しい店舗につぎ込む
リスクプレミアムを3ヶ月に1度やってます(笑)