人はみんな夢を持つ。
そして、その夢はビジネスになります。
身体が痛いから整体にいって「完治する」っていう夢を持つ。
だけど定期的に通い続けて少しだけ症状が緩和するくらいが関の山。
すぐ治るならビジネスが成立しません。
新婚で安い賃貸を奥さんと選ぶ。
御夫婦にとってはこれからはじまるキラキラした新婚生活を思い浮かべながら賃貸物件を選んでいるけど、実際にはボロっちい安アパートを幸せそうに契約する。
(私もそうだったなぁ)
長年アルバイトで貯めたお金で飲食店を開こうとする青年。
相場が分からないから内装業者からボッタクられても、
成功する未来を信じて目を瞑って支払う。
出来の悪い息子を少しでも良い高校に通わせようと
大手の塾にナケナシの金を支払う親。
(これは私も支払ってもらったので申し訳ない)
現実の中で仕事をすると相場感があるため、あまり儲かりません。
しかし夢の中で生きている人は、簡単にお金を支払います。
そんな小説がこちら(笑
夢を売る男(著:百田 尚樹)
自費出版の編集長が夢を見ている人たちに出版させるブラックコメディです。
百田さんのシリアル小説よりも、こういうコメディ寄りのほうが私は好き。
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編集後記
私のビジネスも、ホームページ制作でネットで集客できるという夢を売って、ゴルフで100切りができるという夢を売っているような気がします。