私は常に粗利が先だと考えてきましたが、
実は売上のほうが先ではないかと思い直しました。
例えば、
年商3000万円、粗利2500万円、営業利益0の会社
年商30,000万円、粗利10,000万円、営業利益0の会社
どちらが改善しやすいかといえば
売上3億の会社だと思います。
粗利が高いビジネスは裏を返せば
「属人的」で「労働集約型」です。
だから翌年売上が2倍になることはありません。
属人的なことはIT化で解決しない場合が多いし、
キャパが決まっているため売上の上限が決まってきます。
他方で粗利33%のビジネスでは
物を介したビジネス(EC物販など)が多いため
IT化やマーケティングが機能する可能性が高いです。
売上も在庫を確保できれば天井がありません。
粗利が高いから正解では必ずしもないんだなと
気づきました。
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編集後記
粗利が低くて業界が古いビジネスで
IT化とマーケティングをフル活用している若い経営者はかっこいい。