組織が大きくなっていくのは良いことだけど
こういう企業には局所戦で負けるのよ。
家電量販店はマネできない…借金2億円を抱えた「小さな電気店」が28年連続黒字の“超優良企業”になれたワケ
https://president.jp/articles/-/91257
東京都町田市にある「ライフテクトヤマグチ」は、
かつて家電量販店の進出により経営危機に直面しましたが、
独自の戦略で28年連続黒字を達成しています。
同社は、安売り競争から脱却し、
販売価格を上げる代わりに、
他社にはない手厚い顧客サポートを
提供する戦略を採用しました。
具体的には、家電の販売だけでなく、
店内で筆ペン教室や健康測定イベントを開催し、
地域コミュニティとのつながりを強化しています。
また、社長自らが各地で仕入れた新鮮な農産物を店頭に並べるなど、
顧客に喜ばれるサービスを提供しています。
このような取り組みにより、
同社は約45%という業界平均を大きく上回る粗利率を実現しています。
家電で粗利45%は考えられないほど高い(笑
その結果、地元の信頼を獲得し、
安定した経営基盤を築くことに成功しました。
企業規模が小さな個人商店でも
独自の価値提供と顧客との深い関係性を築くことで、
競争の激しい市場でも生き残れるってことです。
大企業が規模のメリットを活かして広範な市場をカバーする一方で、
中小企業は柔軟性と地域密着型のサービスで差別化を図ることが重要です。
このような視点を持つことで、自社の強みを再認識し、
競争優位性を高めるヒントが得られるのではないでしょうか。
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編集後記
一度、拠点や組織を大きくする快感を覚えたら
この地域密着の接近戦ってやれなくなってくるんだよなぁ^^;
ホームページ制作事業のときは、この戦略をやって地域1番に1年でなりました。
もう昔には戻れないですねぇ。