私を含めた多くの零細事業者は
たいした売上ではありません。
企業の体力も少ないため
大きな資本が必要な事業には手が出せないのです。
そのため粗利が高い、
サービス業や受託IT業、医療などの保険が効く事業
を選択するしかない。
粗利が高いビジネスは確かに少人数だと安定します。
特に1人会社の場合、人生安泰です。
1人オーナー+アルバイトの美容室、
1人医師+数人看護師のクリニック、
1人デザイナーのウェブ制作会社。
どの事業も勝ちゲームといっていいほど
難易度は低いし、多くの人が安定して稼いでいます。
しかし売上を伸ばそうとしても年間数千万円が限界で
それ以上はどう転んでも難しい。
数億、数十億を目指したい!と思ったら
安定を捨て去る必要があります。
人を雇用して、
顧客を増やして、
店舗展開して、
銀行から資金調達して。。。。
急に難易度MAXになり、人生が不安定になります。
ここからの話はまだ実践途中なので結論ができていませんが、
拡大するときには粗利より売上を重視したほうがいいと感じます。
組織が伸びるときには
過剰な人件費が必要だし、
手元資金を厚くするため支払利息が多くなるし、
経験不足による無駄なコストがたくさんかかる。
拡大中はこれらのことに目をつぶって
とにかく売上のトップラインを上げることを優先する。
売上を10倍、20倍にしたあとに
無駄な贅肉を削ぎ落とすように経費削減に取り組む。
この順序がなんとなく正しい気がします。
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編集後記
拡大できる機会は誰にでも訪れますが
たぶん人生に数回しかこない。
乗ろうぜ、このビッグウェーブに^^