過去10回くらい小さな事業をはじめてみて
なぜ当たったのか、なぜ当たらなかったのか
考えてみました。
✕ 行政書士事業
最初の事業は行政書士の資格をとって行った事業です。しかしそもそも行政書士の業務を良く分かっておらず、1ヶ月で辞めました。
◎ ホームページ制作業
行政書士としてのホームページを制作しなきゃいけなくて、お金がなかったので自分で作ってみました。まぁまぁ筋が良くて、ホームページのお客さんがいつの間にか列をなしていたので今でもやっている感じ。
◯ コンサルティング事業
ホームページ制作の派生として、聞きかじった知識をお客さんに伝えてみたところ、そこそこ筋が良くて、お客さんがたくさんできました(めっちゃ報酬安いからかもしれませんが 笑)
✕ 除菌衛生EC事業
コロナの前から空間除菌の商品をAmazonや自社ECで販売していました。商品をただ仕入れて売る仕事は面白くなかったので、1年くらいで辞めました。そもそも私、除菌観念が薄い側の人間でした。
✕ カメラの越境EC事業
海外通販サイト大手のeBayで中古カメラを仕入れて、海外に売ってみました。数回取引を重ねましたが、カメラの品質クレームがきて、そういえばカメラの構造とか全く知らなかったので対応が分からず辞めました。
✕ セミナー事業
ホームページの派生事業として、月1回くらいセミナーをやってましたが、そもそもセミナーを受けるタイプの人たちが好きじゃないため辞めました。
✕ パーソナルジム事業
ウェブの知識が増えて、自分で事業をやってみたくなり、まだ佐賀でパーソナルジムがなかったころに起業しました。しかし広告と店舗経営の知識が不足していて3ヶ月で辞めました。
△ 全粒粉食パン事業
私自身、全粒粉100%の身体に良いパンを食べたかったんですが、スーパーやネットに売ってなかったため、私のお客さんに頼んで作ってもらいました。結構おいしいものが出来上がったのでAmazonや楽天で売ってみると、やっぱり私と同じような人たちが探していて定期購入につながりました。ただ月10~15万円ちょっとの利益なので企業としてはもっと売上をあげるべく対策しないといけないのですが、モチベーションがあがりません。
◯ 不動産賃貸業
本の影響でコロナ前から不動産の勉強をやっていました。本の内容を実践したいという衝動が抑えられずどうしても不動産オーナーにすぐなりたかったので、ボロボロ戸建て利回り13%という危なっかしい家から買ってみました。自宅を購入する前にすでに賃貸用8棟買っていたのは珍しいでしょう。
◎ ゴルフレッスン事業
パーソナルジム事業で自分に不足していたことの反省から、8年後くらいにこの事業をはじめました。私がちょうどユーザー的立ち位置で欲しかったサービスを作りました。
以上、13年ほどで毎年のように新規事業をはじめている経験から、ヒットするしないの勘所を考えてみると
1つ目は集客の知識。2つ目は会社運営の知識。3つ目は、自身がそのコミュニティに属しているプレイヤーであること。
1つ目と2つ目は経験を重ねると嫌でもつけなきゃいけませんが、
3つ目の「自身がそのコミュニティに属しているプレイヤーであること」が最も重要な気がします。
結局、サービスとは愛の結晶なので、経営者がいかにユーザーの気持ちを分かるかが大事。気持ちがわかるからどう集客すればいいか考えやすい。
■□■□■□■□■□■□■□■□
編集後記
小さな失敗をやればやるほどコツが分かってきました。
数十〜500万円程度の失敗で経験を買えるなら本当に安いです。