「ちゃんと頼んだのに、やってくれてないんですよ」
……なんてセリフ、よく聞きますし、
私も昔は何度も言ってました。
でも、あるとき気づいたんですよね。
依頼して、言った通りに、期限通りにやってくれる人なんて、ほとんどいないって。
人を動かすには、リマインドに次ぐリマインドが必須です。
進捗管理って、やってくれたかどうかを確認するためのものじゃなくて、「やらせる」ための仕組みなんですよね。
プロジェクトがうまく進まないとしたら、それは「頼んだのにやってくれなかった」じゃなくて、「ちゃんとやらせられなかった」が正しい見方かもしれません。
特に期日ギリギリまで放っておくと、相手はだいたい忘れてます。
悪気があるわけじゃなく、単純に忘れてるんです。
夏休みの宿題と同じですね。
だからこそ、前々から何度もリマインドして、やる空気を作っておく必要があります。
1日10分宿題やったら8月31日に泣きながら課題を片付けなくて済みます。
ちなみに私は、Google Keepに「依頼リスト」を作っていて、
誰に何を頼んだかを全部メモしています。
そして、毎日それをチェックして、
「あ、そろそろリマインドしとくか」「あれ、全然返信返ってこないな」ってタイミングで連絡を入れます。
シンプルですけど、これをやるだけでプロジェクトの遅延が激減しました。
「やってくれない」を他人事にしない。
「やらせる」ことも、こちらの仕事のうち。
そんなマインドで、今日もGoogle Keepとにらめっこしています。
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編集後記
色んなタスク管理ツールを使ってきましたが
GoogleKeepがUIや同期、使い勝手の良さが
飛び抜けています。しかも無料ですからね。