タイパ主義はコスパ最悪

最近やたらと目にする「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉。

コスパの次はタイパか、と言いたくなる気持ちもわかります。

要するに、短時間で最大の成果を求めるという考え方。

でもこれ、実は人生を地味に貧しくしてる気がします。

 

タイパ主義の人は、最短ルートでスキルを習得したがります。

「○日で習得!」

「AIで爆速理解!」

みたいな広告に引き寄せられがち。

 

でも、これって短期的には“できた気”になるだけで、

実際には競争優位にはなりにくいんですよね。

 

なぜかというと、

本当の競争優位って“時間をかけたもの”にしか宿らないから。

 

周囲がマネできないくらいの深さや厚みって、

どうしても時間の投資が必要です。

 

タイパを追い求めすぎると、「誰でもすぐできること」しかやらなくなって、それって結局、差別化にならないんです。

 

たとえばゴルフコーチ。スコア70台を安定して出せるって1年やそこらの努力では不可能です。

 

スイングの微妙な癖や体の使い方を見抜いて、その人に合った指導ができるのは、何千人と見てきた経験の積み重ねがあるから。

 

YouTubeの10分動画ではフォームの基本は学べても、自分に本当に必要な改善ポイントまではわからない。

 

逆に言えば、こうした“時間をかけて磨かれた目”や“教え方の引き出しの多さ”こそが、プロとしての差別化要素になるんです。

 

意識高い系の「とりあえずやってみた」も同じで、5年後10年後に振り返ると何も残ってないことが多いです。早く始めることも大事だけど、もっと大事なのは“長く続けること”。

 

「今さら時間をかけても遅いかも…」と思ったら、それこそがチャンスです。他の人はまだ“早く楽に”を求めてますから。だからこそ、じっくり時間をかけて育てたものが価値を持つんです。

 

タイパに踊らされるのはもうやめて、「時間をかけたものしか残らない」というシンプルな事実に立ち返ってみましょう。

 

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編集後記

 

といいつつ、Netflixを2倍速で見てしまうんだよなー(笑

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