「ウチはコスト意識が高いんだ!」とドヤ顔で言う社長ほど、
意外と貧乏なことに気づきました。
経営者の皆さん、節約とケチはまったく違うものだって、
ちゃんと理解されていますか?
ケチな社長がなぜ貧乏になっていくのか。
それはズバリ、「人が離れるから」です。
優秀な社員ほど、「この会社じゃ成長できない」
「評価されない」と思えば即・退職。
フリーランスのパートナーだって、
「あの社長、時給交渉したら“この金額が市場価格”とか言ってくるし」と、
LINEの既読がつかなくなります。
ケチな社長の特徴あるある:
・外注費を極限まで削ろうとする(相場より高い報酬は払わない)
・成果報酬を出し渋る(次の依頼を断られる)
・「勉強は自分でしろ」と素人の社員に自主学習させる(勉強してみるも成果出ずに辞める)
もちろん、無駄なコストは省くべきです。
でも、「安く済ませる」ことに全振りすると、
長期的にはコストが爆上がりします。
なぜなら、“信頼”という最大の資産を失うから。
人が去れば、採用コストも教育コストも発生。
残った人もモチベーション下がる→生産性下がる→売上落ちる→またコストカット……という負のスパイラルに。
コストを抑えたいなら、逆に“信頼に投資する”という視点が必要です。
・優秀な人にはちゃんと報いる
・外部パートナーには気持ちよく仕事してもらう
・社員には「この会社で成長できる」と思わせる
それだけで、人は自然と長く働いてくれます。
長く働いてくれる人は、いずれ必ず利益を生んでくれるんです。
つまり、ケチな社長ほど貧乏になり、
気前のいい社長がなぜか豊かになっていく。
経営って、おもしろいですね。
さて、あなたはどっちの社長ですか?
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編集後記
私は子供の頃からケチなタイプだったので
大人になってから一生懸命矯正してます^^;