自分で答えを考えた上で、誰かに聞く
っていうのは非常に大事です。

あなたが経営者、管理職や現場スタッフでも
みんな誰かに意見を聞くはず。
もちろん私も、分野ごとに
社員に聞いたり、専門家を雇ったり
知り合いの社長に聞いたりして、
分からないことは意見を聞くことにしています。
でも「ただ聞くだけ」だともったいないんですね。
自分で答えを(あやふやでもいいから)考えて
誰かに意見を聞くことを習慣にしたほうがいいです。
例えば税務アドバイスで顧問税理士の意見を仰ぐとき、
先に素人レベルであっても検索したり、書籍で調べたりして
1つの結論を自分の中に持っています。
想像つきやすいようにもっと税務分野で具体的に言うと
減価償却ってあるじゃないですか。
これを定率法でいうか、定額法でいくかでその年の営業利益が違ってくる。
営業利益が違うと融資のつきやすさが変わる。
自分の中で定率法で6年償却でいけるんじゃないか、とか答えを出しておく。
で、顧問税理士に聞く。
この過程がなによりも勉強になる。
何事も、より詳しい人に聞く前に
自分で考えて結論を出しておく。
これが実学ですわ。
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編集後記
法律問題、契約問題、クレーム対応、現場のゴタゴタ
こういうのに自分なりに答えを持つっていうのは成長のために大事なことよ。