今日は借入についての経営者の考え方です
「石橋幸一朗メルマガ」 平成29年12月6日号
【目次】
1.公門先生の他人資本論は素晴らしい
2.日本政策金融公庫の融資が即決で内諾
3.編集後記
公門先生の他人資本論は素晴らしい
私には、この人がいなければ今の私はない!
と言い切れる恩人が二人いて
一人はストックビジネスを教えてくれて、ウェブの世界へ
導いてくれた山口社長。
そしてもう一人が起業間もない私を一流に育ててくれた
公門先生です。
公門先生は、開業10年で自身の税理士事務所を年商1億円
に育て上げ、現在 経営コンサルタントとして全国を飛び回る
経営者です。
税理士事務所の原価ってほぼありませんから、1億円は
ほぼ粗利ですよ。卸業でいうと年商10億円以上の会社と同じ。
そんな公門先生の実践で編み出された考え方「他人資本論」は
素晴らしいです。
ざっと説明すると、銀行からの借入の考え方です。
銀行からの借入=銀行からの資本
銀行への金利支払い=銀行への株の配当金(しかも節税効果有り)
資本だから借りるだけ借りて経営を安定させる、という理論です。
一般的な税理士事務所は、無借金経営で、細々と数人でやっている
ところがほとんど。
公門先生は、銀行借入のレバレッジを効かせて、飛ぶ鳥を落とす
勢いで0から年商1億円の大手事務所に育て上げられました。
私の直近の数値的目標は、10期目で年商1億円。
公門先生を見習って「他人資本論」でいきますよー!
公門先生のコンサルティングに興味がある方はこちら
日本政策金融公庫の融資が即決で内諾
公門先生の「他人資本論」
最近復習した「99%の社長が知らない銀行とお金の話」(小山昇社長)
をすぐに実践に移そうと、日本政策金融公庫の一日公庫に参加
してきました。
一日公庫というのは、直接担当者と話し合いができ、
融資できるかどうか相談できるイベントです。
イン・ザ・コムは10月決算で、先日納税額が確定したので、
3期分をコピーしてもっていきました。
石橋
「今期は◯◯◯万の黒字で、おおむね予想通りでした。
私はストックビジネスを大切にする方針で経営をやっておりまして
人件費率が高いウェブ制作業をやっています。
スタッフの生産性が上がるには、時間がかかるため、今は投資期間
と考えています。
あと3年でスタッフの生産性が上がります。
見ての通り、現在は月商の3倍の現金を確保していますが、
月商の5倍以上の現金を確保してもっと経営を安定させたいです。」
と内情を包み隠さず話しました。
月商3倍の現金で安定経営と言われていますが、もっと上の安定経営
をしていくつもりなのです。
これは超前向きな借入で、担当者の方も私の姿勢に驚かれてありました。
担当者
「ビジネスプランが非常にいいですね。私も京都にいたときには
ウェブ制作の融資がよくありましたが、佐賀では初めてです。
急を要さないご相談は非常にいいですね。
すぐに金利1.1%でご希望額をご融資できますよ。」
いやー、これは嬉しかったですね。
実をいうと私、6年前に日本政策金融公庫に借入を申し込みに
いって門前払いされた苦い経験がありました。
創業当初、何も知らずに簡単に借入ができるかと思ったら
社会的に全く信用がない自分に気付かされました。
この6年間、確実に積み上げてきて、日本政策金融公庫に認められた
のは感慨深いものがありました。
これで融資取引先が「佐賀信用金庫」「日本政策金融公庫」の2行に。
あとは「佐賀銀行」と取引をすれば、地銀・信用金庫・政府系で
バランスの取れた形になります。
会社を絶対につぶさないためには、想定外の非常事態に対して
対応できる資金力が必要です。
ランチェスター戦略でいう資金面の重要比率は全体の6%ほど。
ただし、実践では資金面は非常に大切。
無借金経営では、リスクに対応できないし、銀行からの信用もない。
黒字だからといってすぐに借りれるほど銀行は甘くありません。
私はこれからも実質無借金経営(借入額以上の現金を持っている)を
やっていき、イン・ザ・コムを盤石な会社にしたいと思います。
編集後記
「平日に宅飲みすべからず」
最近、毎日家で晩酌をして、ついつい深酒になってしまってました。
次の日がきつい。
「半年で100切ります宣言」
ゴルフを初めて3ヶ月目ですが、半年で100切りを目標に設定します。
週2回以上はコーチと練習にいって、家ではDVDで学習していきます。