今度のセミナーでお話することを
文章にまとめました。
「石橋幸一朗メルマガ」 平成29年1月18日号
【目次】
1.集客の基本的な考え方
2.編集後記
1.集客の基本的な考え方
2月の商工会主催セミナーでお話することですが、
集客の基本的な考え方を知っておくことで機会損失が減らせます。
集客は簡単に言うと次のような流れになっています。
①大勢の方に見ていただく
②その中の何人かが問い合わせる
③その中の何人かが契約する
④契約した方を継続的にフォローする
⑤上位商品を売る、もしくは紹介をいただく
どんな企業でもこの集客の流れです。
①大勢の方に見ていただく
またSEO対策で効果が高いキーワードを
上位表示すること、リアル営業・FAXDM・
チラシ・ウェブ広告・雑誌への広告も
大勢の方に見ていただくということが目的です。
見ていただく層を見込顧客に近い層に絞ることで
問い合わせ確率が上昇します。
②その中の何人かが問い合わせる
ウェブ広告経由だと1%、
チラシだと0.01%~0.1%、
FAXDMだと1%
など媒体によって問い合わせ確率が違います。
確率が変わる理由は、①で見込顧客を
絞れているかどうかで決まるからです。
③その中の何人かが契約する
問い合わせしていただいた方は、
「すぐにでも契約したい」
「ちょっと話を聞いてみるだけ」
など色んな方がいます。
リアル営業の場合、契約率が低いことが予想されますよね。
ちなみに株式会社イン・ザ・コムは契約率が95%くらいです。
これは営業せずに「ホームページを作りたい!」
という層のお客さんを集めているから
契約率が高いというだけのことです。
④契約した方を継続的にフォローする
ここが大多数の企業に欠けていることで、
契約したお客さんを満足させることができないところが多いです。
顧客満足度を高めるというのは、
この④をちゃんとやるということです。
継続的にフォローすることで、
再来店や新たな商品を買って頂ける確率が高まります。
⑤上位商品を売る、もしくは紹介をいただく
上記の④で顧客満足度を高めたら、
あとは上位商品を買っていただくか、
紹介をいただきます。
紹介というのは広告費をかけずに行える
数少ない集客で、集客に困っていない中小企業は、
この⑤まできちんと到達しています。
さてこの①~⑤を数値化してみましょう。
売る商品は10,000円(原価3,000円)で、
上位商品は20,000円(原価5,000円)としましょう
集客に苦労しているA社の例
①10,000人に見ていただけた
②50人から問い合わせがあった(問い合わせ確率 0.5%)
③10人から契約をいただいた(契約確率20%)
④契約者への継続的フォローをしなかった
⑤契約した10人の中で上位商品を売れず、紹介もいただけなかった
10人×10,000円=100,000円の売上(粗利70,000円)
集客に成功しているB社の例
①10,000人に見ていただけた
②70人から問い合わせがあった(問い合わせ確率 0.7%)
③21人から契約をいただいた(契約確率30%)
④全ての契約者への継続的フォローをした
⑤契約した21人の中で上位商品を2つ売り、紹介を2ついただけた
(21人×10,000円)+(2人×20,000円)+(2人×10,000円)
=270,000円(粗利191,000円)
どうですか?
B社はA社より、
たった0.2%問い合わせ確率を高めて、
たった10%契約確率を高めて、
契約者へのフォローを確実に行っただけです。
それで粗利70,000円と粗利191,000円という
大きな違いが生まれます。
①~⑤の全てを他社より
ほんの少し頑張るだけで、
粗利高が全く異なってくる。
そこが集客の面白いところです。
2.編集後記
集客で成功している弊社クライアント
株式会社メモリーランド様の事例を紹介します。
佐賀のペット火葬・ペット霊園ならメモリーランド
http://memory-land.com/
ウェブ上では、佐賀県の業界内で一番見ていただけている
ホームページです(①)
ウェブからの問い合わせ確率が1%以上で(②)、
契約率はほぼ100%(③)
毎年命日には供養を行っていて、お客様が大勢
こられるそうです(④)
ペット墓石や上位プランもしっかり用意していて、
ペットを多くかかえている方々に支持されています(⑤)
ということで非の打ち所がないほど、
集客に成功しています。