白井コーチのセミナー素晴らしかったです。
「石橋幸一朗メルマガ」 平成27年12月2日号
【目次】
1.プロ野球に学ぶ日本一強いチーム作り
2.Amazonのプライム・ビデオがすごいビジネスモデル
3.編集後記
1.プロ野球に学ぶ日本一強いチーム作り
先週土曜日に参加したセミナーがすごく良かった
ので復習も兼ねて書きます。
●セミナータイトル
あなたのチームが日本一になる3つの極意
●講師
白井 一幸 日ハム一軍コーチ
●セミナーを受ける前に考えていたこと
私も中学まで野球をやっていました。
色んな人から技術を教わりましたが、尊敬できる
監督・コーチはいませんでした。
指導者は常に偉そうで、怒鳴り、選手を萎縮させ
小学生のときから「監督はいないほうがいい」と
思っていました。
縁があって白井コーチのセミナーに参加すること
になりましたが、気合いの入れ方など精神論
ばっかりなんだろうと勝手に想像していました。
ただプロの指導者のお話を生で聞いたことがなかった
ので、興味を持っていました。
●セミナーの趣旨
日本一になるチームは他と何が違うか?
それを勉強するために白井氏はコーチに就任する前、
世界一のチーム「ヤンキース」に留学した。
そこでは6軍選手はもちろん6軍用具スタッフまでも
「我々は世界一のチーム・ヤンキースの一員だ」
という目標を共有していて、それぞれの役割・責任
を全うしていた。
白井氏曰く、チーム低迷の原因は
指導者のがんばり「方」
に問題があるという。
日本一の指導をするために3つの常識を変えた。
1.結果に「怒る」ことをやめて、励ます
2.原因について「教える」ことをやめ、質問する
3.「やらせる」ことをやめ、自らやろうと思わせる
1.について
失敗をして怒ってもプラスにならない。
本人は失敗をして落ち込んでいるのだから
励まし、次につながるような気持ちにすべき
2.について
分かりきっていることをあえてもう一度教えても
相手は聞く耳を持たない。オープンクエッションで
なぜ失敗したか自ら考えるようにするために、
指導者はオープンクエッションをする。
3.について
失敗のペナルティは無意味。
例えばエラーをした選手に対し、試合後ノックを1時間
受けさせる。すると選手の気持ちは前向きになれるか?
選手がやりたいと思い、意欲的になることで練習の効果
がある。