褒め殺しの作法

「石橋幸一朗メルマガ」 2019年5月1日号

【目次】
1.褒め殺しの作法
2.ウェブサイトにリアルタイム情報を掲載しよう
3.せっかく社長になるんだから、嘘をつかないほうがいい
4.編集後記

褒め殺しの作法

先日、妹の結婚式でした。嫁ぎ先は鉄工所を家業として営んでいるところで、これから良いことも悪いことも色々経験するんだろうなぁと思考をめぐらせておりました。

親戚も多く集まってくれて、私が接待する立場。

私自身、いままで親戚に深入りすることはありませんでした。
ただし今回は妹の結婚式に来ていただいているわけで、頑張って接待しようと決心。

仕事の話をすると、私の自慢話をしているように思われて接待になりません。
その他の話は、共通点がなく(そもそも興味がないので)どうしようかと困惑しておりました。

そうだ、とりあえずみんなを褒め殺そう。

そもそも私は今まで褒めようと故意に思って褒めたことがないことに気づきました。取引先でも無理に持ち上げることはしませんし、友だちに好かれようと褒めたこともありません。

今までの「褒める」に対する経験値が全然足りていない。

どう褒めれば人は喜ぶのだろうか。

少ない経験を必死に寄せ集め、考えた結果

・具体的に褒める
・たまに神のように奉る
・気づきを得たことを伝える
・教えを請う
・脊髄反射で答えずに、一度相手の言葉を飲み込む

上記を念頭に接すれば、ほとんどの相手は気分良く話をしてくれました。

例えば、

「最近、海外旅行いってる?」という問いは、自分が海外旅行に最近行ったからそれを聞いてほしい!という欲の現れ。
→◯◯さんこそ最近旅行に行ったんですか? という返しがベスト

「25歳の娘が彼氏もいない」という嘆きは、うちの娘は可愛いけど彼氏はいて結婚できるよね?という同意を得たい現れ。
→良い年頃の娘さんは彼氏がいても親に言わないものですよ という返しがベスト

「◯◯しておいたほうがいいぞ」という仕事へのアドバイスは、お前(私)よりも経験があるから言うこと聞いたほうがかわいいぞ、という年長者意識の現れ。
→気づきを得たことを伝え、さらに具体的に教えを請う

脊髄反射で答えずに、一度相手の言葉を飲み込むというのは、まさに読書をしている感覚です。一度、作者の文意を飲み込んで、自分なりに解釈する。当たり前に読書でやっていることが、会話に活かせるという発見でした。

人は私が思っている以上に褒められることを望んでいて、褒められることで簡単に仲良くできるものなのですね。良い発見をしました。

ウェブサイトにリアルタイム情報を掲載しよう

ウェブサイトに臨場感を出すために「リアルタイム情報」を掲載すると問い合わせ確率は上がります。

例えば
調査中案件、空き状況、採用情報など

1ヶ月に1回は更新するようにして、訪問者に新しい情報が更新されている認識を与えましょう。

せっかく社長になるんだから、嘘をつかないほうがいい

あとを継いだ社長、新しく創業した社長。
私の同年代はそろそろこんな人が出てきて、私の時代が来たなとほくそ笑んでおります。

今まで新しく社長になった方と数多くお話ししてきましたが、「嘘をつく商売をしてほしくない」と強く思います。せっかく社長になったのに、先代からの事業を継続するだけ。その中には嘘も多い。長年積もったチリのような嘘が多いのです。

新しく事業をはじめる社長も無意識に失敗しないように当てに行く事業計画であることが多いですね。

例えば小さな工務店を独立した社長がいたとして、
・うちは他より安い!
・迅速に対応します!
・仕事が丁寧!

それって他の会社と結局同じなんでしょ?とまでは言いませんが、それに近い反応をしてしまいます。

今から創業したり、会社を継ぐ方は正直に言うと時期が悪いです。不景気に突入していくことは間違いないですし、これまでの事業モデルが通用しなくなってきています。

そんな中、選ばれる会社とはなにか。
選ばれる理由が明確にある事業をやっていきたいものです。

【編集後記】

高校生の時に付き合っていた彼女の言葉が今でも忘れられません。

放課後にいつものようにダベっていて、あまりにも暇だから彼女を褒め殺していたのです。そうすると天にも登る気分となったようで「この感じ!すごく良い!」と大絶賛されたことを思い出しました。

15年間、あのときの良い雰囲気の喋りはどのようにしていたのか思い出せませんでした。それが褒め殺しだったことに。

そういえば相手の心理を読んで、褒めるのは高校生のとき得意だった。
そんなことを思い出した結婚式でした。


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