終わった人
あらすじ
大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられ、そのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。生き甲斐を求め、居場所を探して、惑い、あがき続ける男に再生の時は訪れるのか?ある人物との出会いが、彼の運命の歯車を回す―。日本中で大反響を巻き起こした大ヒット「定年」小説!
今まで小説を読んできて良かったと思える作品でした。
このメルマガを読んでくれているみなさんは
現役バリバリ世代でしょう。
しかし我々も必ず年を取ります。
30年以内には誰でも今の仕事が
十分にできなくなります。
主人公は、まだまだ現役を続けられる60代前半。
しかし組織のルールで定年にならざるを得ませんでした。
生きがいを探し求め、七転び八起きするストーリー。
60歳を過ぎたら趣味や友だち・家族を生きがいにしますか?
私はずっと仕事をやっていたいですね。
一番生きている実感がありますから^^
60歳を過ぎても現役でいるために
今から準備できることはたくさんあります。
他人の人生を擬似体験できる、素晴らしい小説でした。
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3.編集後記
人生100年時代ですから
60歳でビジネスマンを終わるなんて
もったいないです。