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1.ラーメン屋の看板娘が経営コンサルタントと手を組んだら
この本、私の名著ランキングトップ30には
入りますね。
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2.技術に自信がある飲食店の落とし穴
うちの店はこんなに良いものを出しているから
もっと客が来ていいはずだ!
飲食店のオーナーさんでこう思っている人は
多いハズ。
食べてみると確かに美味しい。
美味しいけど、客入りが停滞している。
なぜだと思いますか?
ちょっと考えてみましょう。
答えは
他店とたいして美味しさに違いがないからです。
人が「違い」を感じるためには1.3倍の違いが
必要だと心理学で結論付けられています。
料理の美味しさで、1.3倍の違いってほぼ無理ですよね?
日本はドコに行っても飲食店は美味しい。
辛いことに美味しいのが普通なのです。
ではどうすればいいか。
人間の価値判断の基準として
視覚83%、聴覚11%、触覚1.5%、味覚1%、嗅覚3.5%
と言われています。
要するに
人間はほとんど視覚で物事を判断しているのです。
この視覚には、「情報」も入ります。
https://toyokeizai.net/articles/-/364766
私の妻が飲食店を選ぶとき
・古民家風
・個人店
・身体にやさしい
・子連れ歓迎
このように全く味で判断していません。
すべては「情報」で判断しています。
中には美味しくない店も多いのですが、
子ども優先の女性だと味は二の次になるのです。
私が会合で飲食店を選ぶときは
※相手にもよりますが
・個室(譲歩して半個室)
・貧乏な人がこない
・うるさくない
だいたいこれだけです。
すべては相手のことを考えて味は二の次です。
実はオーナーが考えているより、客は味を重視
していないことがわかると思います。
選ばれる店として、味以外でターゲットを
絞ると1.3倍以上の違いが生まれて
選ばれる店になるかもしれません。