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1.時間術大全
スマホばかりみている人におすすめ
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2.バケツの底を塞げ!
新規顧客を増やしたい!
経営者なら誰しも思うことでありますが、
本当に新規顧客をたくさん獲得するだけで
収益は改善するのでしょうか?
私の元には創業初期の企業から
100年超え老舗企業まで、
集客・求人・ブランディングにまつわる相談が
年中寄せられます。
例えば、2年前に開業した歯医者さんの話。
人柄も技術も良く、セールストークもできる
典型的な成功するドクターなので、
すんなり軌道に乗りました。
毎月30~40名の新規患者を獲得し続けているため、
全く問題ありません。
そんな素晴らしい院長に私はこんなアドバイスをしました。
「そろそろバケツの底を塞ぎましょう」
バケツにたくさん水(顧客)が溜まっていっている現状。
どんどん新しい水を注ぐから溢れ出しても良さそうなのに、
溢れはしない。
それはバケツに穴が空いていて、少しずつ顧客が流出しているから。
この穴をそのままにしておくと、水圧で徐々に穴が大きくなります。
そうなると大量に水が流出して、バケツの水は減少。
つまり売上の低下につながります。
集客が絶好調という企業は、
意外とバケツの穴をそのままにしてしまいます。
新しい水がどんどん入ってくるから気にならないんですね。
しかしバケツの穴を塞げば、新しい顧客を断ることもできます。
既存顧客を相手にするほうがストレスが減り、顧客満足度も高まる。
新しい顧客ばかり相手にすると、スタッフは疲弊し、
顧客満足度も低くなる傾向があるような気がします。
だから上手くいっている経営者にこそ、以下を知ってほしいのです。
1.顧客を流出させないメニュー開発する
2.サービスの質を向上させる
3.顧客を流出させない継続の仕組みを作る
どんなメニューを顧客に提案するか、これが一番大事ですね。
弊社の例に出すと、
ウェブ制作において、初期制作費用をいただいて、
サーバー・ウェブメンテナンス契約を行います。
顧客が流出しずらいように、メニューを作っているのです。
他社では、初期制作費用のみ!などと謳っているところもありますが、顧客流出させるようなメニューをわざわざ作っているので笑えます。
次にサービスの質を向上させるということです。
実は私がサポートさせていただくなかで厄介な案件が、
サービスの質がたいしたことない会社をサポートすること。
これは辛いですね。さすがにどうしようもありません。
最後に、顧客を流出させない継続の仕組みを作るということ。
先ほど例に出した歯医者さんには、
「リコール(再来店告知)」のハガキを出すことをアドバイスしました。
すると再初診の患者が月に20名!
新規患者より人間関係ができている客層だから診療もやりやすい。
さらにLINE公式アカウントを作って、ブログ記事を
患者様に定期的に配信して忠誠心を高める施策。
顧客が流出しにくい流れを作れば
あまり頑張らずに毎月の売上が見込めます。
今日は商売で大切なリピートについてでした。
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3.編集後記
新規顧客より既存顧客の流出を減らすほうが簡単で儲かりますよ^^