起業家(藤田 晋)
アベマ・スマホアプリ・広告代理を行う
巨大IT企業サイバーエージェント創業者の本。
〜〜あらすじ〜〜
1998年、24歳の時に希望を胸にゼロから会社をスタート。
三軒茶屋の1ルームの部屋には寝るだけのために帰り、
それ以外は全部仕事につぎ込んでいた。
人生を掛けて、命を掛けてやっているつもりでした。
それでも取引先には足元を見られてしまう。
同僚や知り合いには鼻で笑われて。
銀行には客として扱ってもらえなかった。
同業者には無法者扱いされて。
内定を出した人材には蹴られ。
期待していた社員に見限られ辞められたこともあった。
不利な取引条件を飲まされて悔しかったこと。
未熟なベンチャーだからできなかったこと。
年齢が若いから信用してもらえなかったこと。
知らないから騙されそうになったことも何度もあって。
不安と焦りで眠れない夜もあった。
責任の大きさに気づかされて、
プレッシャーに押しつぶされそうになった。
金のためにやっている訳ではないのに、金を批判され。
名声名誉のためでもないのに、陰口を叩かれて。
前に進もうとするととられるあげ足。
成功するたびに増えていく妬みや嫉妬、
少しの本当を混ぜながら嘘をつかれたり、
全く出鱈目の噂話も、今ではもう慣れました。
今だから笑える話も、当時はただもどかしくて、
『悔しくて、見返したくて、いつか全員黙らせたくて。』
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編集後記
零細のわたしも含めて、
起業家ってめちゃくちゃカッコイイことをやっていると思います。
自分が欲しいサービスを提供して
お客さんに喜んでもらって
社員も食わせることができる。
もちろん順風満帆にはいかないけど
その試行錯誤も面白い。
起業以上におもしろいこと、他にあります?