鉄工所の専務と話していたときに
専「なんでうちはこんな利益でらんのかねー」
石「下請けだからでしょう」
いきなり火の玉ストレートを投げる。
「でも仕事はいっぱいあるのよ
なんで効率的に稼げないのかなー」
石「粗利が低すぎますから仕方ないですよ」
話が終わりそうだったので
解決策を色々話し合いました。
石「そもそも大手のひ孫請けの構造ってどうにかならないんですか」
専「大手が効率的な仕事振ってくれたらなー」
石「効率的で儲かる仕事内容ってトヨタ◯織とかデン◯ーとかのグループ企業でやる仕事になるんじゃないですかね」
専「確かに(笑 そりゃぁ儲からない仕事だけになるわなー」
この会話で気づいたんですが
他に代替可能な下請けの仕事ってかなり単価が厳しい。
比較されるから安くなって、きつい仕事だから求人もこない。
きついなら一念発起して、もっと面倒な仕事をやったほうがいい。
面倒くさいビジネスはそのまま参入障壁に繋がるし、資本力が大きな大手が嫌がるから競争が少ない。
零細企業はそんなビジネスをやるしか生き残る道がなさそう。
かくいう零細企業のワタシも、
インドアゴルフビジネスの中でも
流行りの無人インドアゴルフはやりませんでした。
どうせ大手の資本力があるところに負けますからね。
そう思ってたらスーツの青山が参入して、スーツを販売しているテナントの一部を無人のインドアゴルフにして店舗展開しています。自社テナントだから展開が早すぎる。テナントの立地も私の会社では絶対に借りることができない最高の立地です。
コーチの採用は大変だし、育成も手間がかかる。みんな正社員だから社会保険もかかって大変。
だけど面倒なビジネスだから大手は本腰を入れて攻めてきません。
面倒だけど、弱者の戦略と思って戦うしかありません。
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編集後記
面倒くさいことを楽しめるかがスモールビジネスの大事なとこかも。