店舗展開まっさかりの私が言うから間違いない。
複数拠点を持つのは零細企業にとってデメリットが多いです。
コストの増加
家賃や光熱費、人件費など、拠点ごとに維持費が発生します。
小規模な企業では、十分な収益がないとこれらのコストが負担になりやすいです。
経営管理の複雑化
拠点間のコミュニケーションや業務の調整が難しくなります。
各拠点の業績を把握し、問題を早期に発見・対応するためのシステムが必要になります。
人材不足のリスク
全ての拠点で質の高いサービスを提供するためには優秀な人材が必要ですが、確保が難しい場合があります。
拠点ごとに責任者が必要になるため、人材育成コストも増大します。
ブランドの一貫性の維持が困難
拠点ごとにサービス品質や顧客対応が異なると、ブランドの信頼性が低下する可能性があります。
市場変化に対応しにくい
拠点が増えると、柔軟に経営戦略を変更するのが難しくなる場合があります。
自社も含めて経営体力が少ない零細企業にとって
上記のデメリットは計り知れないほど大きいもの。
これから店舗展開しようと思う人は
- 1店舗目で年間営業利益1千万円以上稼げてはじめて複数店舗を考えるくらい慎重に
- 本当に今の場所以外でも展開したほうがいいのか考える、今の場所でも出来るなら1つの拠点に集約したほうがリスクが低い
- いまの店舗は社長の人脈で集客していないか、2店舗目からは人脈ゼロ営業が基本になります
- そのビジネス流行りじゃない?短期間の流行りビジネスの場合、複数店舗のメリットがそのままデメリットになって痛すぎます
- 採用に強いですか?給与水準を高くしても利益が出る構造にしなきゃ、他の地域で戦えないです。
こう考えると、店舗展開って結構ハードル高いものです。
だから面白いんですけどね^^
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編集後記
店舗展開して、人材の質が低下するパターンになれば閉店まっしぐらです。