串カツ劇場の佐賀駅構内への栄転によって、
たまり場が失われた2025年。
移転前に友人の浜川が
「YouTubeにあがっている動画は一通り見た」
と語っていました。
例えば魚のさばき方、流行りのYouTuber、
ゴルフ動画など。
これを聞いて、私はなんて浅い男なんだろうと思いました。
自分の興味がある狭い世界観の動画だけを
狭い部屋でずっと見続けて、
それで世界を知った気になっているのです。
そもそもインターネットという媒体は
自分の興味がある範囲内の情報取得に効果的なだけであって、
それで情報強者を自覚するなんて井の中の蛙にも及びません。
そこで浜川へおすすめしたいのは読書です。
漢字が読めないなら漢字ドリルからはじめればいい。
文字がぼやけるなら100円ショップの老眼鏡を私が買ってあげよう。
読書とは知識の取得です。
知識とはノイズ+知りたいこと
インターネットは知りたいことだけしか知ることができませんが
読書は知りたいことの他にノイズがあります。
ノイズとは自分から遠く離れた文脈に触れることです。
思いもしないことが発見でき、その毛細血管たちが人生を豊かにしてくれるのです。
浜川よ、漢字ドリルも買ってあげるから
一緒に本を読まないか?
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編集後記
今年は200冊ペースで読んでます^^