ビジネスにおいて「お客さんを増やしたい」「リピーターを増やしたい」と思ったことはありませんか? もちろんありますよね。でも、広告を打つ、割引をする…といった施策には限界があります。
そこで、最強の戦略が「コミュニティ化」です。
事例1:未来工房(久留米市)
私が(というより妻のゴリ押しで)新築を建てたハウスメーカー「未来工房」は、ただ家を売って終わりではありません。購入後も参加したくなるようなイベントが定期的にあったり、ショールームがコミュニティスペースになっていたりと、家を建てた後もつながりが続きます。おかげで、建築士さん・営業さん・オーナー同士の交流が生まれ、「未来工房で家を建ててよかった」と感じる機会が増える。さらに、オーナーが自ら営業マンのように知人を紹介する仕組みまで生まれる。
こうなると最強ですよね。
事例2:ゴルフコンペ
実は私の会社でも、全店舗で定期的に「ゴルフコンペ」を開催しています。ただゴルフをするだけでなく、お客様同士のつながりが生まれたり、スタッフとの距離が縮まったりと、自然とファンが増えていく。結果的に、お店のリピート率が上がり、口コミで新規顧客も増えていく。まさにコミュニティの力です。
事例3:飲食店の常連イベント
飲食店でもコミュニティ化の力は絶大です。例えば、ある居酒屋では、月に一度「常連感謝デー」を開催し、特別メニューや裏メニューを提供しています。これにより、お客様同士の交流が生まれ、新しい友人ができる場として定着。結果として、リピーターが増え、友人を連れて来店するケースが増加しました。単なる食事の場ではなく「つながる場」を提供することで、売上も安定し、自然と口コミが広がっていきます。
なぜコミュニティが最強なのか?
- ロイヤルティが高まる
コミュニティに属すると、お客様は「ただの顧客」ではなく「仲間」になります。仲間になると、多少の値段差なんて気にしなくなる。 - 広告費がかからない
コミュニティ内での口コミは最強の広告。お金をかけなくても、新しいお客様が自然と増える。 - ビジネスが安定する
短期的な売上ではなく、長期的な関係性が築けるので、景気の影響を受けにくくなる。
どうやってコミュニティを作る?
- 定期的なイベントを開催する(オンラインでもOK)
- お客様が交流できる場を提供する(SNSグループや専用スペースなど)
- 一方的な発信ではなく、お客様同士のつながりを促す仕組みを作る
こうした仕組みを取り入れるだけで、ビジネスの成長スピードが一気に加速します。
「モノを売る時代」は終わり、「つながりを売る時代」に突入している。
あなたのビジネスも、コミュニティ化で最強を目指しませんか?
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編集後記
こうアドバイスしても、定期的に実行できる人って100人中1人もいません。
コミュニティ化することで勝ったも同然だと思いません?