綺麗事ばかりの経営者について

「社員が幸せなら会社も成長する!」
「お客様第一主義!」
「社会貢献が最優先!」
「SDGsを重視!」

こんな美辞麗句ばかり並べている経営者を見かけることがありますが、実際にその会社の内情を覗いてみると、

・社員の給料は業界最低水準
・労働環境はブラックそのもの
・社会貢献と言いつつ利益至上主義
・SDGsを掲げながら環境対策は表面的

なんてことはザラです。

こういう「綺麗事経営者」の多くは、短期的な利益のために、人を使い捨てるような考え方をしているケースが少なくありません。つまり、

「都合よく人を利用するタイプ」

です。

一方で、本当に長期的にビジネスを成長させたいと考えている経営者は、

・時に厳しい現実を突きつける
・耳の痛いアドバイスも包み隠さず伝える
・楽観論だけでなく、具体的な打ち手を提示する

こうした姿勢を持っています。

「綺麗事ばかり言う経営者」と「現実を語る経営者」、どちらが信頼できるか?

答えは明白ですよね。

時には厳しい言葉を口にする経営者は、一見すると冷たく感じるかもしれません。しかし、長期的に見ると、こうした率直な発言をする経営者のほうが信頼できるものです。

なぜなら、本当の成長には、耳が痛い話や厳しい現実を受け入れることが不可欠だからです。経営者自身が現実を直視し、的確なアドバイスを与えることで、社員や会社が本当に強くなれるのです。

現実を直視しないと痛い目を見る

「今の自分は、過去の選択の積み重ねでできている」

これは経営に限らず、人生全般に言えることです。

もし今の状況が理想とかけ離れているなら、

「もしかして、自分の認知と現実が乖離しているのでは?」

と疑ってみるべきです。

たとえば、

✅ 事業がうまくいかないのは、社員が悪いから?
✅ 売上が上がらないのは、世の中が不景気だから?
✅ 成果が出ないのは、運が悪いから?

こういう考え方をしているうちは、何も変わりません。

問題の本質を直視することこそが、経営者にとって最も大事なスキルです。

耳障りのいい言葉ではなく、厳しくも本質的な意見をくれる人の話に耳を傾ける。

それができる経営者が、長期的に成功するのです。

さて、あなたの周りの経営者は、どちらのタイプでしょうか?

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編集後記

 

会社は他人同士の集まり。

優しくオブラートに包んで伝えている間に、みんな違う方向に走り出します。

だからこそ、率直に言うことが大事。

 

「裸の王様」になりたくなければ、まずは自分が裸であることを認めるところからですね。

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