「今日はなんでもできる気がする!」
と朝から張り切ってタスクを爆速で片付けたかと思えば、
翌日には「自分って、何もできないダメ人間では…?」と、
コーヒー片手に天井を見つめてしまう。
このアップダウン、誰しも身に覚えがあるのではないでしょうか。
心のジェットコースター、けっこうエネルギー使いますよね。
でも実は、この感覚って「未熟」だからではないんです。
むしろ、理想と現実のあいだを真剣に往復している証拠。
どちらか一方に傾きすぎないからこそ、
人は傲慢にもならず、卑屈にもならず、
自分を少しずつ育てていけるんです。
全能感に浸っているときには、
「自分には無限の可能性がある」と感じる。
でも、それが行き過ぎると、現実を見失ってしまう。
逆に無能感に囚われると、
「自分なんて」と縮こまりたくなるけれど、
そこから這い上がるプロセスで、自分の芯が強くなる。
この両極を何度も行き来すること、それこそが成熟のプロセス。
筋トレで言えば、ちょっと筋肉を壊して、強くして、
また壊して…の繰り返しみたいなものです。
つまり、今日「何もできない」と感じているあなたは、
むしろ今、めちゃくちゃ育ってる真っ最中。
全能感と無能感、その両方を知っている人こそ、
誠実に進みつづけられるんです。
矛盾を抱えたままでも、大丈夫。
むしろその矛盾こそが、人間を面白く、そして強くしてくれる。
今日も、理想と現実のあいだを、いい感じに泳いでいきましょう。
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編集後記
今日はみんなに優しい内容にしてあげました^^