集客が落ちてきたときに多くの経営者は
- フランチャイズに加盟
- 私みたいなコンサルに依頼
- 経営者コミュニティに参加
- サービス料金を値下げ
- 人件費を削る
などの対策をします。
どれも即効性がなくてキャッシュが流出してしまいます。
フランチャイズに加盟しても
ロイヤリティと加盟基準を守るのが大変。
私みたいなコンサルに依頼しても
即効性がある場合が少なく現金が流出。
経営者コミュニティに参加しても
すぐにコミュニティの一員と認められない。
サービス料金を値下げすると
損益分岐点が上昇して今までより集客しなきゃいけない。
人件費を削ると
集客できたときに売上を上げられない。
そんな感じで苦しめられるパターンなんですよ。
個人零細から零細企業にスケールする人は
特に今まで集客せずに売上をあげていたから
少し人員を厚くすると固定費がきつくなります。
営業活動って少し会社が大きくなると
必ずやるべきことだという認識に変えなきゃいけません。
社長1人会社だったら紹介だけで集客しなくてもいいでしょうけど、社員を抱えると自然発生的な集客では再現性がなくていつか集客が尽きます。
個人零細から零細企業にスケールして集客がきつい会社は
まず顧客リストを整備しなきゃいけません。
過去のお客さんの氏名・家族構成・住所・電話番号・メールなどを全部整備して、片っ端から連絡しましょう。
一度でもサービスを使ったことがあるお客さんは
依頼してくれる確率が高い。
1000人に声かけて反響率10%くらい期待できるかも。
だとすれば100人の集客がすぐにできます。
「江戸時代の商人は、屋敷が火事になると、真っ先に顧客台帳を井戸に投げ込んでから外に逃げ出した。当時の顧客台帳は特殊な紙でできていたので、水に濡れても文字が消えなかったのだ。当時の商人も、「顧客リスト」は何よりもの財産であることを理解していた」(『不変のマーケティング』神田昌典著、フォレスト出版)。
っていう言葉もあるくらい顧客リストって
商売にとって一番大事なものです。
サービスを知ってくれているお客さんは
また頼んでくれる可能性が高い。
顧客名簿ファーストで行きましょう^^
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編集後記
集客に困ったらSNS!とか考えちゃいますが、悪手もいいところ。
顧客リストに叶う集客方法はこの世にありません。