世の中には大きく分けて3種類のビジネスがあって
B to B → Business to Business(企業間取引)
B to C → Business to Consumer(企業と消費者間の取引)
B to G → Business to Government(企業と政府機関間の取引)
高校生がすごい会社に就職できた!と思うのは
だいたいBtoCの企業です。
華々しいテレビCMやマーケティングを用いて
一般消費者の購買意欲を促進するため、
サルでも知ってます。
それに比べてBtoBは、企業と企業の取引。
私がやっているウェブ制作なんてBtoBの典型。
企業のサポートを行う業種は全部BtoB。
BtoGっていう言葉もあって、これは公共入札の建設系とか
医療福祉の人たちです。
起業するときには、この中から1つ選ぶのですが
私のおすすめはBtoBですね。
- 客単価が高い
法人相手=予算が大きいため、1件の契約で数十万〜数百万円になることが多い。
少数のクライアントでも安定した売上が立つ。
例:システム開発、業務委託、法人研修、広告運用代行
- 継続契約が多い(LTVが高い)
法人は一度取引を始めると乗り換えコストが高くなるため、継続性が高い。
月額課金や年間契約が主流なので、売上の見通しが立てやすい。
私のクライアントは創業以来13年間ずーっと継続してくれている方が多い。
月解約率0.1%とかだと思います。
- 感情より「論理」で判断されやすい
BtoCでは「口コミ」「気分」「ブランディング」などが購買に影響するが、BtoBはコスト削減・業務効率・利益貢献などの“合理性”で選ばれる。
→ 正しく設計すれば、「良い商品・サービス=売れる」構造になりやすい。
一般人を買わせるのってブランドや口コミ、SNSとか総合力が試されて難易度が高い。
法人だったら担当者を説得できれば勝ちなので、相手が見えるぶん戦いやすいです。
- 紹介・横展開がしやすい
一社の成果が出ると、その業界内で横に展開しやすい。
特に中小企業向けに強いポジションを築ければ、ニッチ市場を独占できる可能性もある。
あの社長が導入してるなら、信用できるわ、うちも契約で。
っていうパターンが超多い。
地域の名士的な社長を捕まえれば、その後の営業なんて楽勝です。
まとめ:BtoBは「小さく始めて、大きく育てられる」
BtoCと違って広告費での一発勝負ではなく、地道な信頼構築と改善で着実に伸ばせるのが強み。
特に初期コストが限られている起業家にとっては、営業・紹介・提案ベースで売上が作れるBtoBは合理的な選択です。
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編集後記
BtoBって業界に入る前はイメージがしづらいから
ちょっと怖いと思う人が多いと思います。
だからBtoCよりも参入も少ないし、安定できます。