ビジネスの現場で、もっとも人をイラつかせるのは何か。
圧倒的に「遅さ」です。
これは別に感情論ではなく、
事実として“遅い仕事”は品質も低いことがほとんど。
もちろん例外はあります。
でも、99%は「遅いくせに中身も薄い」が現実です。
理由はシンプルで、スピードがない人は、
たいてい「考えながら手を動かす」ことができない。
つまり頭と手が分離している。
脳内会議ばかりやっていて、アウトプットが遅い。
で、ようやく出てきた成果物は、薄っぺらいデザインや企画書とか、
どうでもいいメールの文章とか……。
一方、できる人は「先に動く」習慣が身についています。
雑でもいいからまず出す。出してから直す。
それを高速で回せる人が、結果的に品質も上がっていく。
スピードと品質は、二律背反じゃない。むしろ正比例するんです。
ビジネスにおいて「相手は待ってくれる」なんて考えるのは甘すぎます。
みんな忙しいんです。重要なポジションにいる人ほど忙しい。
とにかく、速く出す。60点でもいいから速く出す。
出した後にその60点を80点、90点に調整していくスピード感。
それが「できる人」の共通項。
仕事の遅さは時間泥棒罪で警察が取り締まるべき。
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編集後記
能力が低くても、最優先で仕事をやっていれば
絶対に評価されるのが面白いところですわ。