「今月もギリギリ着地……でも来月どうしよう?」
「今月儲かったぜーー!」
とか、毎月感情の浮き沈みが激しい社長は多い。

実はウェブ系企業にもこういう会社は多くて、
プロジェクト受注して期間が終わればそれで契約終了。
ここでいうスポットは契約期間でいう3ヶ月以内くらい。
忙しいのに、気づいたら常に案件探し。
動きを止めたらキャッシュフローが一気に悪化。
ビジネスとしてはかなり綱渡りです。
「いやいや、でも継続案件って難しいし、取れないし……」
って言いたくなる気持ちはわかります。
でも、そもそも“取ろうとしてない”ってパターンが駄目です。
ストック型の収益って、
別にサブスクで月額課金を取らなきゃいけないって話じゃないんです。
薄くてもいいから、毎月入ってくる“定期収益”をちょっとずつ作る。
ここから始めればOK。
たとえば、
* スポットの案件を定期保守に切り替える提案をしてみる
* 知見をまとめて月額のオンライン講座にしてみる
* 毎月のレポート納品をサービス化してみる
などなど、やりようはいくらでもあります。
“毎月ゼロから案件を取りに行く”のではなく、
“すでにある仕組みで自動的に収益が入ってくる”構造に少しずつシフトしていく。
最初は収益も小さいし、地味で時間がかかるけど、ある日ふと気づくんです。
「え、今月まだ何も営業してないのに、これだけ入ってるの?」って。
その感覚を一度味わうと、もうスポット100%には戻れません。
■□■□■□■□■□■□■□■□
編集後記
伸びる企業はスポットよりストックが多い。
携帯電話会社の利用料などインフラ系、不動産、ウェブサービスなど。
安定した売上が出せるため、数字が読みやすくて
投資しやすいビジネスモデルを選んだほうが戦いやすい。