多く雇用するようになって気づいた。
経験年数ってあんまり能力と相関関係がないのです。

例えば学生のころから長くゴルフレッスンをやっている人と
社会人からゴルフを始めて短期上達後にゴルフレッスンの職種についた人。
当然後者のほうがゴルフスキルが低いのですが
社会人スキルが溜まっている。
前者はゴルフスキルが高いのですが
社会人スキルが低いことが多い。
で、1年経つと両者の弱点スキルは経験で補完されて
どちらも良い人材になっています。
ウェブ業界でも似たことがあって
例えばバリバリの営業マンだった人が
ウェブを触るようになったら成長がものすごくて
大きなIT企業を作ることは結構ある。
転職って日本ではネガティブに考えられますが
全然違う業種に転職しても今までの経験は活きる。
むしろ業界をかけ合わせるほうが稀有な人材として
伸びしろがあるんじゃないかと思ってます。
そう考えるとゼネラリストをみんな目指すほうがいい。
M社長なんて、不動産・ホテル事業・ラーメン事業・障害福祉事業・バー事業とか色々やっていてゼネラリストを地で行ってます。
経験のない事業でも能力なんて簡単に伸びるし
どうしても難しい専門的なことは得意な人を雇い入れれば良い。
だから新しい事業ってそんなに破天荒なことではないんですな。
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編集後記
いろんな業界を薄く広く知っておくっていうのは
なにかすごく重要な気がします。