便利すぎる世の中になったと思いませんか?
必要な情報は、もはやGeminiやChatGPTに聞けば一発。
SNSを開けば、アルゴリズムが「あなた好み」の情報を完璧におすすめしてくれる。

…でも、それってちょっと気持ち悪くないですか?
なぜなら、便利すぎる世界では「偶然の出会い」がなくなるから。
そして、ビジネスのアイデアって、
だいたいこの“偶然の出会い”から生まれるものなんです。
結局のところ、斬新なアイデアって、
「既存の何か」と「別の既存の何か」を、
ちょっとズラして掛け合わせたものがほとんど。
つまり、「いま必要じゃない情報」こそが、
未来のアイデアの種になる。
では、どうやって“不要な情報”に出会うか?
私のおすすめはこの4つ
- 人に会う
特に、自分と全然業種の違う人とか、年代が違う人とか。自分の知らない世界の話を聞くのが、一番効きます。
- 降りたことのない駅に降りる
仕事帰りに一駅手前で降りてみる。散歩してみる。町の空気感や看板、店の雰囲気に触れるだけでも脳が刺激されます。
- いったことない飲食店にいく
効率性を追い求めていると、いつもの店ばっかり行っちゃいますよね。食事は新しいことに出会えるチャンス。はずれを引いても、また良し。
- 普段読まないジャンルの本を読む
ビジネス書ばかり読んでいるなら、小説や詩集、歴史書なんかもアリです。脳の使う部分が変わる感じがします。
効率や生産性を追い求めるのも大事。
でも、たまには“ムダな時間”にこそ価値があるってこと、忘れたくないですね。
■□■□■□■□■□■□■□■□
編集後記
効率性を追求しても、AIで代替できるものになってくる。
無駄こそ、生きる本質なのかもしれません。