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1.おすすめの小説
家族八景 (新潮文庫) 文庫 – 1975/3/3
筒井 康隆
結構前の小説なんですが
古さを感じさせません。
人の心を読める少女が8つの家族の
お手伝いさんとして働きながら
黒い人間模様を観察するお話。
筒井 康隆の本はある程度全部当たり。
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2.人を雇用して売上を伸ばすのは危うい
これまで零細企業を10年間やってきて
一番の悪手は「売上が伸びる前に雇用したこと」
でした。
確かに売上が右肩あがりでしたが
それは私の職人的な労働力によって上がったもので、
組織としては全く右肩上がりではありませんでした。
年1名くらいの採用にしておいて
能力が低くてもチームで仕事をこなせるような
完成品に仕上げてから拡大するべきでした。
現実は年数名の採用をして
素人集団になってしまい、低レベルの仕事を
私が尻拭いするような本末転倒ぶり。
いま思い出しても泣けてきます。。。
ギリギリの人数で回して問題が起きたら
まずは「今の人数で売上を倍にできないか」
を考えたほうが営業利益率があがります。
ITツール・最新機械に投資して
人件費を上げずに売上を伸ばしたほうがいい。
そうすれば私たち零細企業社長は
少し安心できる日々になるかと思います。
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3.編集後記
人を雇わないという制約を課すと
アイデアが生まれてきます。