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ひさびさに人事評価制度をつくってみた
人事評価制度は使い方次第で内部崩壊を起こす
諸刃の剣です。
私は人事評価制度というシステムで動くようなツールづくりが
大好きなので、6年前くらいに猛勉強しました。
会社の理念を反映して、
理解度に応じて達成項目を決める。
誰でも守れるルールを徹底しているか、
成果項目を達成しているかなど。
ちゃんと評価しようと思うと
数百におよぶ項目を上司がチェックする必要があります。
小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!
この著者が人事評価界隈では有名ですね。
確かに大筋では合っていますが、
中小企業では絶対運用できません。
企業は人事評価のためだけに営業しているわけではないので^^;
また社員が人事評価の狙い通りに動いてくれるという性善説に立っているのも現場を分かっていません。
人事評価の狙い通りに動く社員なんて中小零細企業に来るわけがありません。
そのため、6年ぶりに作った人事評価制度は
「誰が見ても理解できて納得できる」ことにこだわりました。
以下が評価項目のすべてです。
・正社員勤続年数 1年経過ごとに月給◎万円ずつあがる
・店全体 年間平均契約率 ◎%達成で 1年経過ごとに+◎円
・店全体 月平均解約率◎%以下達成で 1年経過ごとに +◎円
・姿勢のルール 遵守達成で +◎円
・最高 5年経過で◎万円(残業込◎万円)になる、賞与込で年収◎万円以上となる
著しく信頼を失う行為があった場合には減給します
・会社の方針に反する言動
・無断欠勤や虚偽の報告
本当にこれがすべてです。
全部覚えられるくらい評価項目を少なくすることで
なにを頑張ればいいのか分かりやすいと思います。
真似していいですよ^^
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編集後記
私が一番望むのは、できるだけ長く会社で働いてもらうことです。
入れ替えが激しいと教育コスト・採用コストもかさみます。
また長く働くと顧客との関係も深まって離脱率も減ります。
だから一番上の項目は勤続年数にしたのです^^